薬剤師の年収って高い?低い?

 

薬剤師、という職業を耳にすると、どういった様子を思い浮かべるでしょうか。同じ医療系でも、医師とは少し違い、その仕事の内容は興味を持って調べなければ、なかなか想像し難いものがあります。特に、本人には面と向かってだと少し聞きづらい、「年収」がいくらなのかも見当がつきません。そういった薬剤師ですが、果たして気になる年収は、高いのでしょうか。それとも、意外にも低いのでしょうか。

 

薬剤師、と言っても一口に誰もが同じわけではありません。その中には、当然ですが腕の良し悪しもあれば、格差もあります。職業の年収を提示するにも、1000万から400万程度までピンキリです。ちなみに、認定薬剤師や専門薬剤師、指導薬剤師などの種類は給料に反映しません。
しかし薬剤師のその収入を平均する事はできます。雑誌「PRESIDENT PLUS」の2011.3.3号によると、平均年収は518万円(平均年齢37.6歳)で、サラリーマンの平均年収406万円よりも100万以上高いです。職種別にしても、主要100職種中28位と高い方だと言えます。

 

年収が高そうな病院の薬剤師は意外にも高くない!

年収が高そうな病院の薬剤師は意外にも高くない

薬剤師になると、主に病院やドラッグストアで働くか、製薬会社に勤める事が多いようですが、意外にも病院はあまり収入が多くないようです。

 

民間病院と、国公立病院での格差はあるようですが、その平均年収は400万円を切る事もあるとかないとか。そうした背景からなのか、病院で働く薬剤師には、年収よりもやりがいを求める方が多いそうです。
過去、僻地のドラッグストアなどでは重宝されるため非常に高い年収を得ていた薬剤師もいるよですが、最近ではそういう事おなくなってきているそうです。

 

薬剤師、と聞くと医療系のため、高給取りのイメージがありましたが、普通のサラリーマンよりも資格を持っているぶんだけ割高なだけ、というのが実態のようです。結果的に年収は高いと言えますが、薬剤師の資格をとるまでの学費などを考えると、一概にそうとも言い切れないかも知れません。

 

薬剤師の男女の年収差

 

他人の年収、というのは口には出さなくても気になってしまうものです。それが自分の知る職業ではなく、高額な年収を期待できる職業ともなれば特にそうでしょう。医療関係の職というのは高額な年収を受け取っている印象が強いため、医師や薬剤師の年収は非常に気になる、という人も少なくはないのではないでしょうか。

 

事実、医師ともなれば年収1000万円以上受け取っている方も珍しくはないため、確かに高額な年収と言えるでしょう。しかし、薬剤師となると話は少し違ってきます。新卒の薬剤師の年収は300万円前後で、そこから薬剤師全体の平均年収は500万円前後にしかならないのです。加えて、主に500万円前後で頭打ちになるとも言われています。

 

女性の方が平均60万円ほど低い薬剤師の年収

女性の方が平均年収が低い傾向にある薬剤師

この薬剤師に注目して、男女別な平均年収の差を比べてみました。結果、個人による違いはあるとは思われますが、平均すると男性の方が女性よりも平均して、40万円から60万円ほど多く受け取っている事がわかりました。

 

勤続年数7年程度の男女から、徐々に差がついていくようです。男性がおよそ580万円もらっているのに対して、女性は520万円ほどの平均年収を受け取っています。この差は何故生じるのか。はっきりとした結果は出ていません。

 

ですが、おそらく女性の結婚に伴う妊娠期間などの問題も影響しているのではないかと思われます。福利厚生や保険などの手当てがきちんとしている公務員薬剤師のみならず、ドラッグストアなど民間の企業に勤める薬剤師も多いため、そうした事情が平均に影響しているのではないでしょうか。
しかしだからといって、女性が薬剤師になる事に問題はありません。女性だから、という事が理由に男性よりも年収が低くなる事もないでしょう。

 

薬剤師の年代別の年収

薬剤師という職業は、医療系という事もあって高給な印象があります。しかし、医師とは違って近所のドラッグストアにも、薬剤師はいます。遠いようで身近なような、関係のない人間にとっては、様々な事が想像しがたいのではないかと思われます。今回は、そういった薬剤師の年収について触れていきます。年収というものは、なかなか当人には聞きづらいデリケートな問題ではありますが、だからこそ、年代別にまとめてみました。

 

薬剤師として資格をとり、就職し始めた二十代の前半では、平均しておよそ300万円前後というデータがあります。通常の大学卒業の新卒に比べて、資格がある分若干上乗せされている程度のように感じられます。その後、勤続年数によって30歳を過ぎた辺りから、500万円ほどまで平均年収は上昇していきます。

 

50代で700万円を超えることもある薬剤師の年収

50代で700万円を超えることもある薬剤師の年収

ドラッグストアや病院など、勤務先によって変動はしますが、どこも平均してそれくらいのようです。

 

そこから更に40代を経て年収は上がり、病院などではなくドラッグストアなどで、店長クラスまで上り詰めた50代までくると、700万円を超えるようにまでなります。
ある程度まで昇進できなければ500万円前後で頭打ち、という事になるようですが、そうでもない限りは平均してそれくらいはもらえるようです。

 

どことなく、医療に携わる職業は高い年収が見込めるようなイメージがあります。確かに薬剤師の年収はこう見る限りは高額と言えるでしょう。しかし、薬剤師となるためには6年間の勉強と、厳しい試験を突破しなくてはなりません。その際にかかる学費を計算すると、これくらいの年収がなければ釣りあいがとれないのかもしれません。